初心者も安心!警備業で必要な資格と取得手順まとめ
- ebetsu-iwamizawa-k
- 2 日前
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はじめに
警備業で働くためには、いくつかの「資格」や「法定研修」の受講が求められます。
特に未経験者の場合、「何から始めればいいの?」「資格って難しいの?」と不安に思う方も多いはず。
この記事では、警備業で必要とされる資格とその取得方法を、やさしく実用的に解説します。

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1. 警備の仕事には「資格」が必要?

はい、必要です。警備員として働くには、公安委員会が定める「警備員教育」を受けたうえで、一定の資格や認定を受けることが義務付けられています。
とくに重要なのが以下の資格です:
警備員教育(新任・現任)
警備業務検定(1号・2号)
業務に応じた特殊資格(防災・交通・雑踏)
これらの資格によって、担当できる業務の種類や責任範囲が変わります。
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2. 警備員教育(新任・現任)とは?

◆ 新任教育とは?
未経験で警備員を始める方は、必ず「新任教育(20時間以上)」を受ける必要があります。この教育は、法律・基本動作・緊急時の対応などを座学と実技で学ぶものです。
◆ 現任教育とは?
勤務を継続している警備員も、**年1回以上の「現任教育」**を受ける義務があります。内容は更新研修のようなもので、日々の業務の見直しやスキルの再確認を行います。
どちらも会社が教育機関として実施していることが多く、費用は会社負担の場合が多数です。
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3. 警備業務検定とは?(1号・2号)

警備業務検定は、より専門的な業務に従事するための国家資格です。
検定区分 | 内容 | 主な現場例 |
1号業務 | 施設警備(建物や商業施設の警備) | ビル・オフィス・商業施設 |
2号業務 | 交通誘導や雑踏警備 | 道路工事・イベント会場 |
◆ 1級と2級の違い
2級:基本的な実務知識・技能を問われる
1級:現場責任者や指導教育の役割が期待される(経験者向け)
合格者には「検定合格証明書」が交付され、現場配置基準(資格者配置)にカウントされる重要資格となります。
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4. 取得方法と流れ

以下は代表的な「交通誘導警備業務2級」の取得手順の例です。
受験資格を確認(例:実務経験1年以上など)
講習(3日間ほど)に申し込む
筆記+実技試験を受験
合格後、公安委員会から「検定合格証明書」が発行される
※検定の種類によって流れや実技内容は異なります。※費用は数万円程度かかりますが、会社が全額負担または補助するケースも多いです。
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5. その他の関連資格

より安全で高度な警備を行うため、以下のような資格も活かされます。
資格名 | 内容 | 対象者 |
自衛消防技術者 | 火災時の初動対応技術を学ぶ | 大型施設勤務者向け |
防災センター要員講習 | 防災機器操作・避難誘導など | 施設常駐型の警備員 |
防犯設備士 | 防犯機器の設計・設置の知識 | セキュリティ業務拡張向け |
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6. よくある質問(Q&A)
Q. 未経験でも資格は取れますか?→ はい。新任教育からスタートでき、会社が支援してくれるケースも多いです。
Q. 資格がないと働けませんか?→ 基本的な教育を受けていればOK。現場によっては有資格者が必要になる場合があります。
Q. どの資格から取ればいい?→ 交通誘導警備をするなら「2号業務2級」、施設警備なら「1号業務2級」がおすすめです。
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まとめ

警備業で必要な資格は、「新任教育」からスタートし、ステップアップに応じて「検定」や「専門資格」へと進む形になります。
未経験者でも働きながら取得できる環境が整っているため、安心して挑戦することができます。
あなたのキャリアに合った資格を取得し、安全と信頼を支える警備員を目指してみませんか?
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