一見地味。でも実はスゴイ?警備の仕事の裏舞台
- ebetsu-iwamizawa-k
- 2025年8月18日
- 読了時間: 4分
■ はじめに:ただ立ってるだけに見える?

駅前やイベント会場、道路工事のそばなどで、警備員がじっと立っている光景を目にすることがあります。多くの人がその姿を見てこう思うのではないでしょうか?
「ただ立ってるだけで、楽そう」「誰でもできる仕事でしょ?」
でも実は、そんな見た目の印象とはまったく違う、“警備の裏側”にあるプロの技術と責任をご存じですか?
この記事では、警備員の仕事に潜む意外なスゴさを、「役割」「スキル」「責任」「人間関係」の4つの視点で深掘りします。
■ 1. 見えないところで“安全”を守っている
警備員の仕事は、「事故を未然に防ぐこと」です。
つまり、“何も起きないようにする”ことが最大の目的。それは、派手さがないぶん成果が見えにくく、誤解されやすい仕事でもあります。

✅ 交通誘導の現場では
車両の流れと歩行者の安全を同時に見ながら判断
クラクション・通行者の苛立ちにも冷静に対応
無線や合図を使って、協力会社と連携
ミスがあれば重大事故に直結するため、高い集中力と判断力が求められます。
✅ イベントや雑踏警備では
群衆の動きから“危ない兆候”を予測して対処
スタッフや来場者と円滑にコミュニケーション
トラブルや体調不良者への初期対応も担当
まるで人の流れをコントロールする“無言のディレクター”のような役割を果たしています。
■ 2. 「立ってるだけ」じゃできない。プロのスキルとは?

警備員の仕事には、国家資格や社内研修を含む専門スキルが多数あります。
🔸 実際に身につくスキル例
スキル | 内容 |
指示・誘導技術 | 手信号や誘導棒の使い方、状況に応じた動き |
危険察知力 | 異常や危険の“兆し”にいち早く気づく目 |
接客マナー | トラブル時でも丁寧かつ冷静に対応 |
情報共有能力 | 無線・口頭での正確かつ簡潔なやりとり |
これらは、どれも「誰でもすぐにできる」ものではありません。
🔸 資格の取得で“階段”をのぼれる
交通誘導警備業務2級
雑踏警備業務2級
上級指導教育責任者
など、資格を取れば「現場責任者」や「教育担当」へとステップアップできる道も。“長く働ける専門職”としての側面もあるのが、警備の仕事です。
■ 3. 責任は重い。でも、その分やりがいもある

「もし何かが起きたら、自分が防げたかもしれない」
この気持ちを常に持ちながら現場に立つのが、警備のプロ。
小さな子どもが急に飛び出すかもしれない
高齢者がつまずきやすい段差があるかもしれない
酔っ払いや迷惑客がトラブルを起こすかもしれない
そんな“かもしれない”を想像し、先手で動くのが警備の基本**です。
▶ 本当に何もなかった日は「よくやった日」
事件も事故も起きなかった日。それは、警備員の目配り・声かけ・立ち位置の調整など、見えない努力の積み重ねが実を結んだ証。
「何もない」ことが仕事の成果——これは他の職種にはない、誇るべきプロ意識です。
■ 4. 実はチームワークも大事。1人じゃない現場

警備の仕事というと、「1人で孤独に立っている」イメージを持たれがちです。でも実際は、仲間との連携がとても重要な仕事でもあります。
🔹 現場では“無線”が生命線
誘導係、監視係、巡回係など、役割を分担
常に無線で状況を共有し、異常に備える
緊急時は即座に応援要請や避難誘導を実施
1人では守れないからこそ、チームとして動く力が問われるのです。
🔹 仲間との「さりげない支え合い」も魅力
「今日は暑いな、無理するなよ」
「休憩中、飲み物買ってこようか?」
「あの誘導、ナイスだったよ!」
こうした声がけや気遣いが、モチベーションと人間関係を支えているのも、警備の裏の温かい一面です。
■ まとめ:地味だけど、誰かの“安全”を作っている

警備の仕事は、見た目には派手さがなく、静かにこなしているように見えるかもしれません。
でもその実態は、 ″高い集中力″" 多くの判断″ "確かな責任感″" 誇りあるプロ意識"
これらを持って、私たちの日常を何も起きないように支えてくれている仕事です。