現場で働く警備員の実態:日々の業務とリアルな体験談
- ebetsu-iwamizawa-k
- 2025年8月14日
- 読了時間: 5分
現場で働く警備員の実態:日々の業務とリアルな体験談

警備業は、私たちが日常生活で目にするものの中でも、実際にどのような業務が行われているかを知る機会はあまり多くありません。しかし、警備員はその業務を通じて、社会全体の安全を支える重要な役割を果たしています。警備員として現場で働く日々は、どんなものなのでしょうか? その実態を、実際に現場で活躍する警備員の体験談を交えてお伝えします。
1. 警備員の仕事は多岐にわたる

警備員の仕事には、さまざまな種類があります。
施設警備、交通誘導、雑踏警備、巡回警備など、現場の性質によって担当する業務が異なります。警備業界における共通した特徴として、どの業務でも「安全を守る」という目的は変わりませんが、その具体的な内容は異なります。
例えば、施設警備では建物の出入り口を監視し、来訪者の対応をします。
一方で、交通誘導員は道路や工事現場で車両や歩行者の流れを調整し、事故や混乱を避ける役割を担います。
また、雑踏警備では大規模イベントなどで群衆の安全を確保し、非常時には迅速に対応することが求められます。
現場で働く警備員の一日は、まさにこの「安全を守る」ために多くの業務をこなしていくことが求められます。
2. 交通誘導員としての一日
交通誘導員の仕事に携わる警備員の場合、現場ではどんな一日が待っているのでしょうか?
私が実際に働いていた現場の一例を紹介します。
朝、現場に到着すると、まずは上司からその日の指示を受けます。工事現場であれば、道路のどこを封鎖し、どの車線を開けるかの詳細が決まっています。
その指示に基づいて、私たちは現場に立ち、車両の流れや歩行者の誘導を行います。

現場では、クレーンや重機が通行するために道を封鎖しなければならないことがありますが、そんな時に最も重要なのは「冷静さ」と「状況把握能力」です。
車両や歩行者が少しでも混乱することなく、スムーズに進行できるように誘導を行います。
昼過ぎには少し疲れが出てきますが、それでも業務は続きます。
天候によっては、暑さや寒さの中で立ち続けなければならないため、体力的にも精神的にも非常に厳しい時間が続きます。
しかし、事故が一件も発生しなかった時の達成感は、何ものにも代えがたいものがあります。
3. 現場で直面する困難と課題

警備業務には予期せぬトラブルがつきものです。
特に、交通誘導の現場では、車両の運転手が規則を守らなかったり、歩行者が勝手に車道に出てきたりすることがあります。
こうした時、警備員は瞬時に適切な対応を取らなければなりません。
例えば、ある工事現場で車両が通行規制を無視して進入してきた時のこと。
私はその車両を停止させようとしましたが、ドライバーが「通れるはずだ」と言い張り、最初は言い争いになりかけました。
こうした状況では、感情的にならず、冷静に規則を説明し、周囲の安全を最優先に考えて対応することが求められます。
また、雑踏警備では、特に人が密集する場所で、どこにでもトラブルが発生する可能性があります。
イベント会場では、混雑した通路で人々が押し寄せてきた時などに、すばやく動線を整理しなければなりません。
人混みの中での事故やトラブルは一瞬のうちに大きな危険に発展します。こうした状況では、事前にシミュレーションを行ったり、臨機応変に判断するスキルが求められます。
4. 警備員としての成長
警備員として働いていく中で、自分の成長を感じる瞬間があります。最初の頃は、業務に追われてミスが続くこともありましたが、経験を重ねるうちに、どんな状況でも冷静に対処できるようになりました。特に、他の警備員とのコミュニケーションが非常に重要だと感じます。現場では、仲間と連携して動くことが求められるため、チームワークが不可欠です。
また、警備業務には資格が重要であり、定期的に研修を受けることが求められます。これにより、法令の変更や最新の技術を身につけ、さらにスキルを高めることができます。
5. 仕事のやりがい

警備員としての仕事のやりがいは、やはり「安全を守る」という目的にあります。たとえ一見地味な仕事に見えても、自分が関わった現場で事故が起きなかったり、無事にイベントが終わったりすると、達成感が湧き上がります。交通誘導を担当しているときに、無事に工事が終わり、工事車両がスムーズに通行していく様子を見ると、心からホッとします。
現場での警備員の仕事は決して目立つものではありませんが、誰もが快適に過ごせる社会の裏側で支えていると感じることができ、非常に誇りに思える仕事です。
まとめ

現場で働く警備員の1日は、決して楽なものではありません。厳しい環境の中で、常に冷静さと迅速な判断力が求められます。しかし、その分、仕事を通じて自分を成長させることができ、社会貢献を実感できる瞬間がたくさんあります。警備員の仕事は地味で目立たない部分も多いですが、その存在があってこそ私たちは安心して日々を過ごすことができるのです。警備員として働くことは、自分の力で安全を守る大切な役割を果たすという誇りを持ちながら、社会を支える仕事だと言えるでしょう。