現場の実際
- ebetsu-iwamizawa-k
- 7月7日
- 読了時間: 4分
警備の仕事の「本当の姿」とは?

警備の仕事と聞くと、「立っているだけ」「単純そう」「暇そう」といった印象を持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、実際の現場では、周囲の安全を守るために多くの判断力や対応力が求められます。この記事では、交通誘導警備を中心に、警備の現場で実際にどのような業務が行われているのか、一日の流れや注意点、やりがいなどを通してリアルにお伝えします。
1.警備員の一日スケジュール
▼ある1日のスケジュール例(工事現場)

時間帯 | 内容 |
|---|---|
07:30 | 現場集合・朝礼・危険予知活動(KY) |
08:00 | 工事開始・交通誘導開始 |
10:00 | 小休憩(15分程度) |
12:00 | 昼休憩(1時間) |
13:00 | 午後の工事再開・誘導継続 |
15:00 | 小休憩 |
17:00 | 工事終了・片付け・報告書作成 |
17:30 | 解散(直帰可能な場合もあり) |
このように、日勤帯の交通誘導業務は朝から夕方までの勤務が中心です。現場によって集合場所や時間が異なる場合もありますが、休憩時間はしっかり確保されており、一定のルーティンがあります。
ポイント:・「立ちっぱなし」と思われがちですが、短時間ごとの休憩で体調管理もされています。・朝礼やKY活動(危険予知活動)では、安全面の確認とその日の注意事項を共有します。・工事車両や一般車両、歩行者の動きに常に目を配る必要があり、集中力が求められます。
2.警備現場で大切にされる「3つの力」
①観察力

現場では一瞬の見逃しが事故に直結する場合があります。車両の動き、歩行者の流れ、現場作業の進行状況など、複数の情報を常に観察しながら判断を下す必要があります。
②対応力
突発的な車両の割り込み、急に横断しようとする歩行者、天候の変化など、予定通りにいかないのが現場です。現場の状況に応じて冷静に対応する柔軟性が求められます。
③コミュニケーション力
工事関係者や作業員との連携、通行人やドライバーへの声かけなど、円滑な進行のために必要不可欠なのがコミュニケーションです。特に初対面の人とも協力する現場では、簡単な挨拶や丁寧な説明が信頼関係を築く鍵になります。
3.現場でよくある苦労とその対策

●気候の影響が大きい
夏は炎天下の中で、冬は氷点下の中での勤務になることもあります。対策:空調ベスト、防寒着、休憩の徹底、水分補給などを会社がサポート。
●トイレや休憩場所の確保が課題
長時間立ち仕事をする上で、適切なトイレ環境や休憩所が確保されていない現場もあります。対策:事前に現場に交渉して設置してもらう、交代制での休憩確保など。
●クレーム対応が発生することも
誘導方法や通行制限に不満を感じた通行人やドライバーから、時に厳しい言葉を受けることがあります。対策:感情的にならず、落ち着いた対応を心がける。トラブル時は上長に報告・共有。
4.現場で得られるやりがいと誇り
「ありがとう」と言われる喜び

車や歩行者の安全を守ることで感謝される瞬間があると、日々の仕事のモチベーションになります。
社会に貢献している実感 道路の整備や建設が円滑に進むのは、交通誘導員の存在があるからこそ。直接的には目立たない存在でも、安全を支える重要な役割を担っている自負が持てます。
年齢・経験を問わず始められる 体力的な不安や未経験からのスタートでも、研修制度があるため安心して始められます。60代以上の方が活躍している現場も多数あります。
【まとめ】警備の現場は“人の命を守る”仕事
警備業は単なる立ち仕事ではありません。人と車の動き、現場の進行状況を見ながら常に判断を求められる「動的な仕事」です。現場で働く人々は日々の努力と責任感をもって、安全という成果を積み重ねています。その一端を知っていただければ、警備の仕事への理解がきっと深まるはずです。
交通誘導警備にご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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